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| 衿はチャイナカラーではなく、右脇でスナップ止めするスタンドカラー。この頃、バラのコサージュを肩や胸元につけるのが流行したようです。 | ![]() |
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| アールヌーボーとアールデコの折衷のような意匠が刺繍されてます。画像ではわかりにくいですが、グラデーションが見事。 | |||||||
| 素材は中国絹で、伝統的な中国刺繍の技法を用いているにも関わらず、デザインはまるで欧米スタイルのワンピースという、非常に珍しいタイプの旗袍。当時の写真や絵を見るかぎりでは、結構こういったデザインの服が着られていたようですが、残念ながらほとんど残っていません。果たしてこれを旗袍と呼んでいいのかわかりませんが、ワンピースというにはあまりに中国テイストなので、無理やり旗袍ということにしてしまいます。 デザインは20年代後半〜30年代にかけて流行したワンピースの型で、肩から脇にかけてスナップで止めるようになっています。また、袖はゆったりした裁断で、袖口には細かくシャーリングされており、このようなデザインからも、洋装の影響が見られます。素材に関わらず、好きな刺繍を入れて流行のデザインの服をオーダーしたらこうなった、という感じですね。こうした中洋折衷型のモードはかなりあったと思われます。 |
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| 珍しくタグがついていましたが、これが何と手刺繍! “蘇州 同仁和新装部製”と刺繍されてます。同仁和は蘇州の布屋。そこのオーダーメイド部門の製作でしょう。 | |||||||