・デザインを決めよう 

   旗袍のデザインなんて画一的じゃん。なんて思うなかれ。丈はもちろん、衿の高さやパイピング、
  ボタンなど、表情を変える要素はたくさんあるのです。全てのバランスがきちんと取れている旗袍
  は、フォーマル、カジュアルを問わずとても上品ですが、逆にカジュアルな生地に派手な花ボタン
  など、テイストがばらばらだとたちまち野暮ったくなるので、全体のバランスをよく考えてから、
  細部のデザインを決めましょう。

   私は20〜40年代のアンティーク旗袍が好きですから、オーダーメイドする時にはいつも「何年代
  のテイストにするか」をまず決めます。旗袍の基本はこの時代にできたものですから、みなさんにも
  参考になると思いますので、ここでは私なりの、アンティーク旗袍をベースにデザインを決める方法
  を紹介したいと思います。

   大ざっぱに言えば、フォーマル向けなら30年代前半、普段づかいなら40年代のテイストを基本にし
  ます。こちらを読んでいただければわかりますが、30年代デザインは丈が長く衿も高いため、日常生
  活には合いませんが、エレガントなフォルムはフォーマルにぴったりです。40年代の旗袍は、活動的
  なデザインが多く、丈が短くて衿も低くなってますから、ワンピース感覚で仕立てることができると
  思います。このサイトにアップした実物画像を参考にして、自分好みのデザインを見つけてください。
 
   おおまかなデザインが決まったところで、次は細かい部分のデザインを決めていきましょう。  
 
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