鶏湯
(チキンスープ)

 スープが入ってるのは、昔上海で買ったホーローの鍋。形がカワイくて、色も好きなので何かと使ってます。白きくらげの甘いスープを作る時なんかは必ずこれ。

 ただ鶏のももをゴトゴトと煮ただけの、何の変哲もない鶏のスープですが、お味は最高。本来ならば丸鶏でつくるのがいいんですが、普段つくるならもも肉で充分。そのかわり、ブロイラーじゃなくて地鶏を奮発してください。スープの味が違います。

【材料】

鶏の骨付きもも肉  2本
生姜 大1かけ

[調味料]
紹興酒(なければ日本酒) 適量

ご予算 ももの値段で変動するけど500円くらい

【作り方】
1 もも肉はぬるま湯でざっと洗っておく。生姜は2つに切って包丁で叩く。
2 もも肉が充分入る大きさの鍋に、肉がかぶる位、充分な量の水、生姜を入れて火にかける。60度くらいになったら紹興酒ともも肉を入れ、沸騰するまでは強火、沸騰したらちょっとだけ火を弱めてアクをよくよく掬う。
3 アクを大体引き終わったら弱火にし、蓋をして水が少なくなったら足して、ひたすらことこと。
4 鶏が充分柔らかくなり、骨からはずれるくらいになったら火を止めて半日そのまま。味が馴染んで美味しくなります。
5 いただく前にもう一回火を入れて、鶏が温まったら皿に取る。
6 スープはボウルなりに取って食卓へ。

【食べ方】
こんなもの食べ方もへったくれもないようですが、一応私なりの流儀を。
レシピを良く読むとわかりますが、塩味がついてません。つまり、食卓で好みに味をつけるのです。個人的には塩がベスト。そしておかずは、醤油ベースの味付けの炒め物(今の季節ならレンコンと牛肉とかもおいしいです)と、青菜の炒め物でもあれば充分。
鶏は醤油(できれば中国たまり)をつけながら茹で鶏として食します。その時、余分な醤油をご飯の上にチョンチョンしながら食べるのがミソ。おかずも同様にご飯に乗せながら。取り皿なんか要りません。
おかずを食べ終わった頃にスープの登場です。醤油と炒め物の油が程よく染みたご飯においしいスープをたっぷりかけ、味が足りなければ塩で補ってスープかけご飯。いささか行儀悪いですが、これが抜群に美味しいんですよ。
もちろんスープは多めに作って翌日以降使い回しても。ただしこのスープはとても腐りやすいので、冷蔵庫で保存して毎日火入れをしたほうがいいです。最長でも3日で使い切りましょう。