紅焼[魚昌]魚
(まながつおの甘辛煮)

 たまには調理中の画像を。材料の醤油を全部老抽(中国のたまり醤油)にすると
もっとつやつや、てりてり、くろぐろになって、さらに中国気分が味わえるはずです。

 紅焼肉と並び、中国全土でよく食べられる料理ですが、今回は上海的にまながつおを
使ってみました。これを今の季節ならタラに替えたら北京っぽいかな。その他の魚とし
ては、太刀魚、きぐち(イシモチのちっこいやつ)なんかも使います。

【材料】

まながつお(または他の魚の切り身。
イシモチならば丸ごと) 人数分
生姜 1かけ
細ネギ 5本くらい

[調味料]
醤油、紹興酒(なければ日本酒)、たまり醤油、
砂糖 各適量

【作り方】
1 切り身魚はそのまま、イシモチなど尾頭付きならば、内臓を取ってよく洗う。ショウガは薄切り、細ネギは根っこを取って結ぶ(あとで取りだしやすくするために。中国では葱結と呼んでいます)。
2 中華鍋を熱し油を多めに入れて熱したら、魚を入れて両面にキレイな焼き色がつくまで焼く。
3 2に調味料全部入れ、ショウガ、葱も入れ、ひたひたくらいの水を注いで(鶏スープでも)、ふたをして煮汁が煮詰まるまで中火で煮る。
4 仕上げにラード(写真の分量で大体大サジ1くらい)を入れて照りを出し、火から下ろしてショウガと葱を取りだし、皿に盛る。

仕上げのラードは省いてもいいですが、入れるととたんに中国の味がしてくるから不思議です。また、本家本元の上海での紅焼魚は、水をいっさい加えず、たまり醤油(老抽もしくは紅醤油と呼ぶ)と砂糖と酒だけで煮ます。焦げ付きやしないかと思うんですが、これが大丈夫なんですねー。中国の味を再現したい方は、ぜひたまりだけで煮てみてください。